2月のある日、盲導犬協会の見学会に行ってきました。
わんこに会える嬉しさで、何日も前から楽しみでワクワク♪
住所は神戸市西区なんだけど、三木市との境目、
すごーく
知らないことだらけで勉強になります。
来た来た来た～～♪♪
ラブラドールは30㎏前後と聞いていて、もっと大きなイメージがあったんだけど、
実際は「思ってたより小さいなぁ」という感想。
この子は盲導犬ではなく、PR犬のオアシスくん。
感動的な賢さで、驚きの連続です。
見学に来ていたみんなが「はぁ～っ…」って、いちいち溜息ついてお口ポッカ～ン。
それほどの賢さ。
うちの息子より賢いわ(爆)
ON／OFFの切り替えが「嘘やろ！」ってぐらい見事で、
OFFになると さっきまでの賢さはどうした！！ってぐらい、その辺のわんこと同じ(>▽<)
人が大好きで、みんなにヨシヨシされると お腹見せたりじゃれついて、
「うわぁ～、犬だ～、犬!!」って思った(笑)
この間も書いたけど、hanaを犬だと思ったことのない私は、
ラブちゃんと触れ合って「これが犬か～！！」と初めて思った(笑)
OFFタイムにじゃれ合ってて、手を出すと 手にじゃれて舐めたり噛む真似したり。
そしたら訓練士の方が「それは絶対やめて頂きたい」と。
犬の口の中に手を入れるのは絶対ダメですって。
人間が入れなくても、犬が手にじゃれて口を持ってきたら、
無視してその場を離れて下さいって。
見学に来ただけの人にはそこまで言わないけれど、
これからパピーウォーカーや繁殖犬のボランティアをする人には
徹底してお願いしたいとのこと。
盲導犬と同じ訓練を習得しているオアシスくんは、
階段や障害物もきちんと教えてくれます。
盲導犬は道案内はできません。
ユーザーと呼ばれる目の不自由なオーナーさんの頭の中に地図があって、
次の通りを右だと思ったら「ライト」、
真っ直ぐの時は「ストレート」、
その指示の通りに案内しているのだそうです。
目的地ではなく、目的物に向かって進むのだそう。
例えば買物が終わって帰る時は「ドア」と言うと、ドアまで案内してくれる。
駅では「きっぷ」と言うと券売機まで案内して、お金を入れるのはどこか、
顔を乗せて教えてくれるんです。
電車で空いている席に案内する時にも、椅子の位置と高さを教えてくれる。
ユーザーさんが座るとその足元に伏せて座る。
電車を待っているホームで、もし乗車口がずれた場合、
どんなに左のドアの方が近くても、必ず右に行くように訓練されているそうです。
盲導犬は 必ず人の左側を歩くので、
もしも左のドアに向かった場合、
右側にいるユーザーさんが 電車とホームの間に落ちる可能性があるからだそう。
犬は自分で危険を回避できるので、落ちないように左側を歩けるから。
もうみんな「へぇ～」「ほぉ～」「はぁ～」です。
盲導犬は外でトイレをさせてはいけないので、
パピーを預かる場合も家でトイレをさせてから散歩。
もしも長時間連れて出かけて、外出先でトイレをさせる場合は、
トイレシーツを持って行ってそこでさせて下さいとのこと。
hanaはいつでも好きな時に自由にトイレしていたけど、
協会のわんこたちはトイレの時間も決まっていて、
朝は7時、10時、13時など、夜間は寝る前にトイレをさせたら朝までしないそう。
おやつをあげると お腹の状態やトイレの時間が変わってしまうので 禁止。
ハーネスを見ると 喜んで首を入れてくるオアシスくん。
うちに面接に来たお姉さんが
「ハーネスを見て自分から首を入れてくる子が、盲導犬の第一条件」
というようなことを言われていました。
中には臆病だったり怖がりだったり、やっぱり色々な性格の仔がいるので、
実際に盲導犬になるのは3割ほどなのだそうです。
関西は四季がなく「二季」だし、
三寒四温もなく 昨日と同じ服装だと急に今日は汗をかくほど暑かったり。
梅も五分咲きぐらい。
服装は 家の中でダウン着てたのが要らなくなったかなという感じだけど、
足元は相変わらずまだ冷え冷えです。
私が座ると hanaも座って同じ景色を見ていたね。
いつも私に合わせてくれて、写真撮ってるとずっと待っててくれた。
もうね、今年の10月で5年になるんだよ。
もう6年目になる。
信じられないな。早いなー。
★この世に変わらないものなんてない。
思いだし、懐かしみ、悲しみ、もう一度逢いたいと思える人がいる人は 幸せ★
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